ラズベリーパイ初心者が、実際購入して初期設定をしてみた!

電気と電子

超小型のコンピューターで、海外では教育用としても利用されてるラズベリーパイ。

初心者でも手に取りやすい安価な製品でありながら高性能な事と、LEDを点滅させたり、カメラを動作させたりと色々なことに挑戦できる点で人気になっています。

私も電子工作に挑戦しようと早速購入して、初期設定をしてみました。

そもそもラズベリーパイとは何?

「ラズベリーパイ」は、コンピューターとして機能する手のひら大の超小型コンピュータです。

イギリスのラズベリーパイ財団が教育用に利用する用途で開発した物でしたが、発売以来安価で高性能な点が受けて趣味や業務用として多方面で活躍しています。

Raspberry Pi(ラズベリー パイ)は、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータイギリスラズベリーパイ財団によって開発されている。日本では略称としてラズパイとも呼ばれる[1]
教育で利用されることを想定して制作されたが、IoTが隆盛した2010年代後半以降は、安価に入手できるシングルボードコンピュータとして趣味や業務(試作品の開発)等としても用いられるようになった。IoTにおいては、ソフトウェア開発に強いRaspberry Piと、ハードウェア開発に強いArduinoの組み合わせて使用するのが一般的である

Wikipediaより

ラズベリーパイモデル3B+の性能

ラズベリーパイモデル3B+の性能は以下の通りです。

現在ラズベリーパイ4モデルBが販売されていますが、ここではラズベリーパイモデル3B+を題材にしています。

  • CPU:1.4GHz 64bit 4コア
  • メモリ:1GB LPDDR2 SDRAM
  • 入出力:Wi-Fi、イーサネット、Bluetooth、USB、GPIOポート(Raspberry Pi特有の汎用ポート)
  • HDMI、オーディオポート(3.5Φ)、SDカードスロット
  • OS:Raspbian(ラスビアン)

さすがにWindowsパソコンの性能程ではありませんが、ネットを閲覧したりワープロソフトを使う程度は問題なく出来るので、費用対効果はかなり高いです。

主な用途

産業用ラインの動作に使用したり、電子工作や学校の学習用の教材になっています。

日本国内でもいろいろ自作できる点が受けていて、別売のセンサーやカメラを利用することで、以下の様な物を自作できます。

  • ゲーム機
  • 音楽プレーヤー
  • 監視カメラ
  • ドライブレコーダー
  • ロボットの制御

プログラムもWeb上で公開されているものもありますので、電子工作の範囲はさらに広がります。

注文した商品はこちらです。

今回購入したのはRaspberry Pi 3 Model B+ で、Phisical Computing Lab さんで販売されているRaspberry Pi3 B+コンプリートスターターキット [TSI-Pi045-CSK]になります。私はAmazon経由で購入しました。

尚、同社の紹介ページにも書かれていましたが、オプションによって価格が変わるので、必要なオプションだけを選んで購入できるのはいいと思います。

こちらのキットを選んだわけ

  • Raspberry Pi 3 Model B+を動かすのに必要な部品がひとまとめになっていたこと。
  • ラズベリーパイを起動するのに必要なOSが入ったマイクロSDカードもセットになっていた
  • USB電源が付属されていた事

内容物は以下の通りです

内容物一覧
内容物一覧
  • Raspberry Pi 3 Model B+本体
  • ケース
  • HDMIケーブル
  • スイッチ付きのUSBケーブル
  • USBのACアダプタ(5V/2.5AのUSBアダプタが曲者で、規定された電力が出力されていないと、ラズベリーパイが動作不良を起こすと報告があります。
  • リール式のLANケーブル(Wi-Fiを使うのであれば特に必要なし)
  • SDカード【Raspbian(ラスビアン) 】インストール済み(高耐久型のマイクロン製が同包されていました)

このキットにプラスして自分で持っていた物がこちら

  • USBのキーボードとマウス
  • モニター(HDMI端子付きに液晶テレビを代用しました)

とりあえずこれだけあれば起動確認と初期設定は問題ないです。

電源を入れてみた

起動画面
起動画面

電源を入れるとLinuxやUNIXを触ったことのある方だとよく見る画面ですが、Windowsしか触ったことのない方にはちょっとびっくりするような画面だと思います。

この画面から表示が変わり各設定が始まりましたが、ほぼ自動で進行しました。

起動中のセットアップ画面

大きな問題もなく起動したので、ネット接続の確認後にシャットダウンします。シャットダウンもWindowsと同じ様で、シャットダウンを選択すると処理を実行して黒画面のままになります。

その状態で電源スイッチを切断して終了しました。

シャットダウン
シャットダウン

まとめ:初期設定は問題なくおわりました

起動時に色々入力する必要があるのかと思っていましたが、イメージで言うとWindowsの初期設定とほとんど変わらない設定方法でした。(言語や時刻の入力など)

もっと難解な設定と思っていたのが、ここまでフレンドリーに初期設定が出来るのは正直驚きました。

また、このスタータキットはよく考えられていて、私の様な初心者がとりあえず始めてみようとするのには最適だとと思います。(今のところUSBアダプタもマイクロSDカードも動作に問題ありません)

私自身もラズベリーパイという新しいツールを手に入れましたが、今のところ電源オン/オフ位しかわかっていないので、時々使いながら基本的な動作を覚えようと思います。

近々の課題は自分で Raspbian(ラスビアン)のインストールをしてみる事と、LED制御(通称Lチカ)を実践しようと思っています。

追伸  近々の課題にしていた Raspbian(ラスビアン)のインストールをする準備を始めました。

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