素人が果たしてバイクガレージを建てる事が出来るのでしょうか?
DIYの規模としては少し大きい物件になりますが、”素人であってもこの様なガレージを作れる”という見本になればと思います。
前回、既製品や鉄工所などを回りながらも、結局自作に至ったかを記事にしましたが、今回どのように設計、見積もりを出したのかについて記事にしたいと思います。
※あくまで私流の作業方法ですので、参考にした結果いかなる破損等が発生しても、当方は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
最終見積もり価格はこの様になりました。
前回見積もり価格の紹介がなかったので、ここで概算の見積もり価格のデータを載せたいと思います。
購入する店舗や規模によっては価格が左右されると思いますので、参考程度にしてください。
素人で建てられるのか?
前回ガレージの見積もりをした結果、自作したほうが予算内に収まる事がわかりました。
そこで立ちはだかる問題は、果たして素人2人で何の問題もなく建てることが可能なのかという点です。
そこで、設計時に以下の条件付けをすることで、その問題を解決しました。
出来るだけ切断する箇所を設けない(切断する工数の削減、端材を極力出さない様にする工夫)
屋根の傾斜は土間の傾斜を利用する(傾斜を考えない事で、支柱の長さを統一できるため、ミスを防げる)
溶接で施工しない(ビス止めによる手間は増えるが、やり直しがきくので結果として工数を削減できる事とビス止め後の防錆処理が短縮されるので、工数が削減できる)
とにかく簡単、手間を掛けないことに重点を置くことにしました。
設計も簡単を目標にします。
設計自体も簡単を目標に作成します。最初に設計した図面は骨組みを入れすぎて図面上でも複雑な作りになってしまい、作業の工数がだいぶ増えてしまっていましたが、先の条件付けを行う事で、必要最低限の骨組みだけで施工出来る様に何度も書き直しが発生しました。
又、使う鉄骨材が6m(鋼材店で鋼材を購入する最小単位が6m)単位になるので、上手く端材を出さない様にする為に、最終的に高さ2m×幅3m×奥行3mで鉄骨を組むこともこの時に決まりました。
図面も貼り付けしておきますので、参考にしてください。(この後施工中に設計変更が発生したのですが、データは反映されていません)
後は実行するのみです。
後日設計図を基に資材を発注してもらいました。賽は投げられたので後戻りはできません。前進あるのみです。
ただ一点、外壁材だけが設計通りに取り付けできるかが心配でしたので、先行手配の上で設計通りに取り付け可能かどうかの確認をしておきます。(ここでミスがあっても、その他の資材の手配を止めることが出来た為)
後日届いた外壁材を先行で借り合わせしたところ、設計図通りに取り付け可能である事が確認出来たので、当面の問題はクリアできそうです。
目標工期は1週間、夏場の作業になりますので、熱中症だけは注意して作業を進めていきます。
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