先日電源が入ったらそれっきりのポケットラジオ AudioComm DSP FMステレオ/AMポケットラジオ RAD-F301N-BKですが、流石にそのままにしておく訳にはいかないので、いったん分解してみました。
前回の予想は当たっているか
早速分解していきますが、精密ドライバーセットだけで分解することが出来ました。
![例のラジオと精密ドライバーセット](https://syuurizuki.com/wp-content/uploads/2019/08/blogradio1-1-600x338.jpg)
裏にネジ2本が止まっているだけです。
![ラジオ御開帳です](https://syuurizuki.com/wp-content/uploads/2019/08/blogradio2-1-600x338.jpg)
後は所々プラスチックのツメで固定されているだけなので、その爪を上手く外してやれば爪を折ることもなく分解できます。
残念外れでした。
内部基盤を止めているネジ(3本)を外し、操作パネル側を見てみます。
![ラジオの基盤分解中](https://syuurizuki.com/wp-content/uploads/2019/08/blogradio3-1-600x338.jpg)
タクトスイッチと思っていた操作ボタンが、ただ金属板を加工した板バネを基板上にテープで張り付けていただけでした。
![基盤操作部](https://syuurizuki.com/wp-content/uploads/2019/08/blogradio4-600x338.jpg)
金属板を確認しても異常はなさそうなので、考えられる原因は基板上の接触不良です。
そうなれば
そうなると処置は簡単です。基盤の接点を清掃してやれば復活するはずです・・・が、接点を乾拭きしたくらいでは復活しないです。
本来であればイソプロピルアルコール(IPA)を使うのがベストですが、手持ちの消毒用エタノールを代用して清掃します。
![基盤清掃中](https://syuurizuki.com/wp-content/uploads/2019/08/blogradio5-600x338.jpg)
無事復活
清掃後、電源を入れてみると無事電源が入りました。電源を切ることも問題ありません。
![電源オン・オフも問題なし](https://syuurizuki.com/wp-content/uploads/2019/08/blogradio6-600x338.jpg)
その他の機能も問題なく使えているので、今回の作業は成功です。
後は裏側を元通りにしてやれば完成です(この時横の選局スイッチのプラ部品取り付けで10分位四苦八苦してます)
今度同じ状況になったら導電性ゴムの部品に取り替えてやろうかと思いましたが、処理が大変なのと導電性ゴムが思っていた以上に高いので、多分新しい物を買うことになると思います。
で、やっぱり同じ症状が・・・
もう再発を繰り返すのは目に見えてわかるので、今現在放置プレイ中です。ワイドFMも聞く事が出来て便利なのですが。
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