前回鉄骨の組み立てまで終わりましたが、今回は壁面、屋根部分の作成と全面扉の作成まで行って完成にこぎつけたいと思います。
作業完了まで残り3日になりましたが、慌てず確実に作業を進めていきます。
通常でしたら、波板トタンを使うのですが、今回は友人の要望もあって角波のガルバリウム鋼板を使用します。
※自己流の作業方法ですので、参考にした結果破損等が発生しても、当方は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
設置場所への固定
後面壁骨組みが組み終わった段階で、アングルとアンカーボルトを使って土間へ固定します。
インパクトだと刃が破損する恐れがあるので、 この時使うドリルは振動ドリルがいいです。
土間下に配管が通っている事も考えられるので、穴あけ深さ50mmを目安にあまり深く穴を開けないように注意してください。
壁ガルバリウム鋼板取り付け
素材は角波ガルバリウム鋼板になりますが、取り付ける際にぜひ注意しないといけない点があります。
それは、「鉄骨材の位置をきちんと把握しておく」ことと「角波の位置合わせ」です。
これが万が一ズレてしまうと、穴を塞ぎ直す手間がかかる為、墨ツボ(チョークタイプ)でガルバリウム鋼板に印を入れることをお勧めします。
天井ガルバリウム鋼板の取り付け
天井のガルバリウム鋼板取り付けも壁側と同様に行いますが、角波の幅の大きい面を鉄骨側にして取り付けしてください。
これにより、より強固に取り付けすることが出来ます。
扉の作成
この部分が一番苦労しました。
初め扉は片開きにする予定でしたが、片開きだとバイクの移動がしづらいため、両開きに変更します。
作りは壁と同じようなつくりになりますが、この部分のみ普通のガルバリウム鋼板を取り付けし、重量を減らすために骨材を一部削除しています。
それでも扉1つ当たりの面積と重量が大きくなるので、ステンレス製蝶番を3枚にする事で重さを分散させています。
又、開閉時の固定や台風、大雨に対応出来る様かんぬきを4ヶ所設けてあります。(今考えると少々やりすぎかもしれませんが)
納得の仕上がりです。
苦節6日間かけてようやく完成しました。2人で作業する大きい箇所については完成です。
軽い気持ちで始めた作業で多少の苦労はありましたが、お互い納得できるガレージを作る事が出来たと思います。
特に心配していた台風ですが、今現在まで台風被害は発生していないので、それだけで大成功です。
又、本職の方がこのガレージを見に来られたようなのですが(私は後日聞きました)「コレ作った人本職なの?」と聞かれた様ですし、友人の弟も「プロに作業を依頼した」と思っていた様です。
ガレージの自作は大変ではありますが、決して素人が建てれないという事はないと思います。
もしご自分で建てたいなと思ましたら、この記事が参考になれば幸いです。
コメント