実家の母親から「照明器具の調子が悪いので見てほしい」と相談がありました。
調子が悪い照明器具は20年以上前からこの調子で、何度消耗品を変えても改善しないので最新のLED照明に交換する事にしました。
シーリングライトの交換作業は似通っている作業になりますので、こんな流れで交換している事がわかると思います。
※1 自己流の作業方法ですので、参考にした結果破損等が発生しても、当方は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
※2 今回の作業の中で、電気工事が発生します。この作業に関しては電気工事士の資格が必要になりますので、無資格での作業は決して行わないようお願いします。(ちなみに私は有資格者です)
交換する前の照明器具
昭和の臭いがする古めかしい照明器具です。
昭和の後半に建てられた家ですので、取り付けられてから実に30年以上経過しています。
症状としては
- 電源を入れても点灯しない
- 点灯するまでに時間がかかる
という症状なので、普通であれば中のグロースターターを交換すれば改善されそうなのですが、何度グロースターター周りを点検、交換しても改善されなかったので放置してました。
交換する商品はこちら
新たに交換するのは最新のLED照明になります。最近は購入しやすい価格になったので早速購入してきました。
元ついていた物より部品点数も少なく、ガラス等の割れやすい物がなくて軽いので、天井部分に取り付けるには最適な商品だと思います。(万が一落下した場合に危険度が低くなります)
取り付けるにはこれも必要でした。
元の照明器具には引掛けシーリングが付いていないので、引掛けシーリングも購入します。 これはホームセンターで¥110位で買える商品です。最近の住宅照明は一部を除いて引掛けシーリングがほぼ標準なのですが、商品によっては配線直付けの場合もあるので、確認が必要です。
引掛けシーリングの取り付けには電気工事士の資格が必要になりますので、無資格の方は電気工事店に取り付けを依頼してください。
取り替え自体は30分位で完了です。
今回使った工具は
- インパクトドライバ
- プラスドライバNo2
- ペンチ
- 脚立
です。
引掛けシーリングの取り付け作業がなければ15分位で完了しますが、今回は引掛けシーリングの取り付けも必要なので、30分位かかりました。
古い照明の取り外しから
早速古い照明を取り外していきます。
ブレーカーから電源を切断した後に、照明器具にネジ止めされている配線を取り外します。
配線の取り外しが終わったらネジ止めされている照明器具本体を外します。ネジを外す前に蛍光灯を外しておくと、万が一落下した場合でも安心です。
引掛けシーリングの取り付け
つづいて引掛けシーリングの取り付けになりますが、元の配線を加工して使用するので、あらかじめ銅線を引掛けシーリング横にある目印の長さにカットしておきます。
カットが終わったら、シーリング裏側の穴に銅線を差し込みます。
それが終わったら、引掛けシーリングを天井へ取り付けします。
この時、電動ドライバードリルがあると便利です。(電動インパクトでも可だが、締め付けすぎないよう注意)
照明器具の取り付け
ここからは本当に簡単に作業していきます。
引掛けシーリングに新照明のアダプター取り付けていきます。
アダプターを本体から取り外した後、引掛けシーリングに取り付けします。
照明本体の取り付け
照明本体と電源の取り付けをします。
取り付けといってもはめ込むだけなので、「きちんとロックしているか」とか「印を合わせてから回転させるといった作業なので、わからない点はほとんどありません。
取り付け完了です
やっと取り付け終了です。引掛けシーリングの作業がなければ15分かかるかどうかの短時間で交換できそうな気がします。
とっても快適です
一言「とっても快適です」。
以前の照明と比べると、点灯までの時間が大幅に短縮されたのと、光の効率が良くなったのか部屋全体に光を拡散するので、部屋の隅々まで見やすくなりました。
又、リモコンを使って枕もとで点灯消灯が出来るようになったので、「就寝時にベッドに足をぶつけたりする事がなくなった」と母親からも感謝されました。
器具の交換自体はとても簡単ですので、交換される際の一例になれば幸いです。
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