仲間とのバイクツーリングでいつも同じルートを走る事が多いので、たまには違ったルートを走ってみたいと思い、検索していると「大国林道」の文字が出てきました。
道の状態をストリートビューで確認すると一応舗装はされている様なので、善は急げと早速ソロツーリングへ出かけることにしました。
大国林道とは?
広域基幹林道大国線は、国頭村字与那の県道2号線を起点として、大宜味村字大保の国道331号線に至る全長35.5Kmの林道で、昭和52年(1977年)に工事が開始され、平成5年(1993年)に全線開通した道路です。
位置的には山原(やんばる)地域の山を横断する道路で、県道2号線側が始点、大保ダム側が終点と位置づけされています。
過去に他のサイトでも紹介されていますので、そちらも参考にしてください。
今回の走行ルート
諸事情で自宅を14:00に出発して、トコトコ下道を走りながら途中で休憩をする事にします。
又、今回は気軽に林道ツーリングに行く考えなのと、ある程度舗装されているようなので、いつものフォルツァで向かう事にします。
持ち物もデジカメとペットボトルの水500ml1本、ウインドブレーカーの上だけという超簡素ないで立ちです。
途中休憩
渋滞する那覇市内の58号線を迂回するために、那覇市上間側から首里石嶺町を経由して宜野湾市で58号線に入り、道の駅かでなまで向かいます。
道の駅かでなでは、米軍機が訓練飛行して風景を見ながら水分補給とトイレ休憩をします。(出発からここまで約1時間30分)
名護市につきました
名護市のA&W名護店につきました。ここはバイク乗り達の休憩場所ですが、さすがにこの時間帯(16:00頃)にはバイクの影形はありませんでした。
10月に入って日が落ちる時間が早いので、休憩もそこそこに林道を目指します。(出発からここまで約2時間)
林道初走行です
今回時間の都合と、台風の影響で一部区間が走行できないため、国頭の浦崎地区側から与那地区を抜けるルートで走行します。本来なら与那地区をスタート地点にして大保方面に向かうのが順方向になるのですが、与那地区のほうが土地勘があるので、今回はこのルートを進んでいきます。
林道自体は舗装もされていますが、道幅が狭い上に先の台風で障害物(落ち葉や木の枝など)が散乱しているところを何か所もみました。しかし、ビッグスクーターであれば、山岳路を物ともしないでグイグイ進んでいけます。
木も青々と生い茂り、林道に影を作っている事と、バイクも路上の落ち葉の上を走行する際にズルッと後側が滑る感触を何度も感じましたが、逆にそれがスリルとワクワク感を醸し出していました。
さすがに大型バイクでの通行は難しいので、仲間とのツーリングルートには使えそうにありません。
まさかこんな生き物にも
林道を走り始めて30分位進んだところで、バイクの前を黒い生き物が横切っていきました。
さすがにぶつかる距離でもなかったのですが、確認してみるとそれは「ウリボウ」でした。
親がどこか近くにいるので、親が出没する前に急ぎ目的地を目指します。
ふれあい広場につきました
18:00前に目的地のふれあい広場につきましたが、想像してたところとかなりギャップを感じます。
駐車場や展望スペースはあるのですが、草が生い茂っているので容易に近づくことが出来ません。
出来れば展望スペースで景色を見れたらと思っていたのですが、草が生い茂ってゆく手を阻みます。(出発からここまで3時間50分)
急ぎ帰路につきます
18:00を超して周囲が薄暗くなり始めているので、急ぎ帰路につきます。
本当なら元来た道を引き返した方が安全なのですが、イノシシの事を考えると戻るよりは前に進んだ方がいいと判断しました。
その際スマホのマップを確認しようとするとなんと”圏外”。
幸い地図情報はキャッシュで残っていたので、先の道を確認して無事58号線へ合流する事が出来ました。
ここからはひたすら南下するだけです。途中道の駅許田で水分補給とトイレ休憩をしましたが、その時点であたりは真っ暗。
始めは屋嘉インターまで下道を走り、その後は自動車道を走る考えでしたが、方針変更して許田から自動車道で南下する事にしました。(通常許田~屋嘉間は下道でも流れがよく、料金も節約できるので良く利用しています)
たまにはこんなツーリングもありかも
今回行き当たりばったりで林道ソロツーリングを初体験しましたが、冒険感覚でとても有意義な一日を過ごすことが出来ました。
又、いつもは仲間のペースに合わせて結構なペースツーリングしているので、ゆったり景色を見たりすることはないのですが、今回のソロツーリングは、ゆっくりのんびり(今回はあまりのんびりでもなかったですが)風景を楽しめたと感じます。
次はもう少し早い時間から出発するのと、ポットやバーナーを準備してコーヒーを入れたりしながらのツーリングを満喫したいと思います。
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