組立簡単 ガンプラの進化を体感する

レビュー

ショッピングモールに出かけた際に、BANDAI SPIRITSプラモデルFES in沖縄というイベントをしていました。

プラモデルフェスin沖縄
プラモデルフェスin沖縄
BANDAI SPIRITS プラモデルFES in 沖縄 - バンダイ ホビーサイト

弟がガンプラを作っているのを横で見たとき(25年以上前)と比べて今のガンプラは相当な進化を遂げていることにエンジニア観点で興味を感じました。

ちなみにガンプラとは

「機動戦士ガンダム」のシリーズに登場するモビルスーツ、モビルアーマーと呼ばれるロボットや戦艦などを立体化したプラモデルのことで、1980年に誕生した「1/144ガンダム」以来、約35年間でおよそ4億4500万個が販売されています。
品質へのこだわりと市場への即応性をより確実にするために、現在、ガンプラは“ホビーのまち静岡”にある「バンダイホビーセンター」で企画・開発から生産まで国内で一貫して行っています。

バンダイホビーサイトより引用

39年前から販売されていた商品で、来年発売40周年を迎えるそうです。今の50代前半から小学生位の男の人なら、何かしらの機会に一度くらいは見たことはあるのではないでしょうか。

昔とここが変わった

接着剤がいらない!

昔はガンプラを組立するとき、キット付属の銀色チューブの接着剤かビン入りのプラモデル用接着剤を使っていましたが、今のガンプラは箱にもうたわれているとおり接着剤不要でした。

加工精度が上がったことで、組み合わせが容易になった事、ツメやピンの位置も精度が上がった事で、接着剤が不要になったと考えます。

着色がいらない

組立する部材自体にすでに着色されているので、自分で塗装する手間が省けるようになりました。

更にすごいのは、同じランナー単位で複数色に分けられていることです。これは押し出し成型の性能向上で可能になった技術です。

一つのランナーで4色に色分けされてます。
一つのランナーで4色に色分けされてます。

関節部分の稼働範囲が広がった

これも昔はポリキャップで取り付けていましたが、稼働範囲が1方向で尚且つすっぽ抜けることもありましたが、今の物は稼働範囲が前後左右に斜め方向まで対応しており、ポリキャップの様にすっぽ抜けしにくい作りになっていました。

関節のジョイントが球体になって全方向に動く
関節のジョイントが球体になって全方向に動く

展示品を少し組んでみました

組立を体験できるサンプルがいくつか置いてありましたので、ガンダムの足部分を組み立てしてみましたが、説明書なしで何となく組立が出来てしまいました。うちの子供や女房もすんなり組立してましたので、組立難易度はそれほどまで高くはなさそうです。

足回りを組み立ててみました
足回りを組み立ててみました

子供でも組立簡単でした

今のガンプラを見てて感動していた時に、子供が「ぜひ作ってみたい」と自分で購入していました。

本人ガンプラにはあまり興味がなかった様でポケプラ(ポケモンのプラモ)を購入していましたが、自分で組立してみると言っていましたので、私は見守る程度でほとんど本人の手で作成していました。

作業風景を見ていると、最初の部品の切り離しを注意しただけで、何の道具も使わず1時間位で完成させていました。

ポケプラ組立中
ポケプラ組立中

※一番最初に部品をすべて切り落とそうとしていたので、そこだけを注意しました。

もちろん着色済みですので、シール(デカールではなかった)を張るだけでそれなりに形になっていました。

ポケプラ完成しました
ポケプラ完成しました

まとめ

ガンプラがここまで進化しているとは思わず、今日は驚きの連続でした。昔に比べて格段に「安全」、「楽に」完成させることが出来るのは、技術の進歩の賜物たど実感した次第です。

今まで「不器用だから」と躊躇されていた方も今のガンプラは昔よりはるかに作成しやすくなって見栄えも立派ですので、是非一度物づくり体験の第一歩にしてみてはいかがでしょうか。

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