女房の使っているスバルプレオのパワーウインドスイッチが壊れました。
以前乗っていた軽乗用車(ダイハツマックス)でも同じ様な故障があってディーラー工場で修理したのですが、意外に修理代金がかかったのですが、今回は自分で簡単に修理できたので、その様子をご紹介してみたいと思います。
又、部品の調達とその後も合わせて紹介したいと思います。
※私流の作業方法ですので、これをまねして破損等が発生しても、当方は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
この様にパワーウインドスイッチが壊れました。
夏の暑い最中に出かけようとした時、窓を開けるためにウインドスイッチ(運転席側)を操作すると”バキッ”と音がして、ウインドスイッチが下がったまま戻ってきません。
幸い手でスイッチを引き上げる事で動きを止める事が出来たのですが、スイッチ本体が故障してちょっと手を触れただけで窓が勝手に下がってしまいます。
とりあえず応急処置
ダメ元で分解してみると、運転席側のプラスチック製の白いピンが折損しているので、それを取り除いて手動で窓の上下操作が出来る様にしておきました。
部品はこの様に手配しました。
ネットで検索したところ、ダイハツとスバル車の共通11ピンタイプであることがわかりましたが、念のため実車のスイッチを外して確認してみます。

どうもこのスイッチ同じ様な故障が多い様で、スイッチ自体がネット通販で普通に販売しています。
普通の手配になると部品商、メーカー部品共販かディーラー窓口での購入になるのですが、今回は安価に修理したいので通販で購入しました。
5分で簡単に取り付けするよ
現品が到着しましたので、早速交換を始めます。
届いたスイッチは故障品とピンが違うとかコネクタ形状が違うといった初歩的な不具合はないのですが、裏側のプラスチックが青から黒に代わっていました。逆にスイッチ表面の仕上げは今回購入した製品の方がよさそうに感じます。
使った工具は
- ドライバー
- 使っていないカード

だけです。
スイッチは運転席側の内装に押し込まれているだけなので、使っていないプラスチック製のカードをスイッチのすき間に突っ込んで、スイッチ全体をなぞるようにして持ち上げるだけで外れます。

持ち上げた後は、白いコネクタがスイッチの下側についていますので、コネクタ中央の出っ張りを押し込んだままコネクタを軽くゆすりながら取り外します。
その際線を引っ張ってコネクタを抜かないように注意してください。


スイッチはダイハツ、スバルと共通ですが、周囲のパネル形状が違うので、新スイッチについてるパネルを取り外して旧のスイッチのパネルを移植します。
取り付け終わって確認しましたが少々すき間が大きくなったのと、ウインドロックの表示が変わっていました。
パワーウインドの動作には問題ないので気にしないことにします。
あとはスイッチのコネクタをカチッと音がするまで押し込み、正常動作することを確認したら、スイッチを元に戻して完了です。
交換してその後
交換した約1年半が経過しましたが、スイッチの押し引き動作の感覚が変化する事もなく、通常に使用できています。
中華圏の製品ですぐ壊れるのではと思っていたのですが、この様子だと今後も問題なく使用できると思います。
本当に簡単に片付きました
同じ様な故障にまさか2回遭遇するとは思いませんでした。普通車であまり聞かない故障なので、おそらく軽自動車ってこのような部分でコストダウンを図っているのかと考えてしまう出来事でした。
車の修理って話をすると”何だか難しそう”と思われますが、特に今回の取って付け替える部品交換は簡単ですので、手先が器用でないけれど興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
残念ながら廃車となりました
この一件からしばらく軽微なメンテナンス(日常の始業点検やオイル、冷却水の量点検)で問題なく使用していたのですが、14年目、約7万8千キロ車検時に修繕費がかさむ事(ディーラー提示金額約25万円)やボディー各所のサビによる穴あき、各補器類の寿命に伴って別の車両に入れ替えましたので、今後はそちらの車両やDIYの紹介が出来ればと思っています。
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