長年のパートナーが
PCを退役させようと準備を始めるために、久々に外付けHDDの電源を入れると「ウィィィーン」と正常に動作したと思った途端「ウィィィーン、ウィィィーン」と電源入り切りを繰り返したような状態になり、HDDが認識できなくなりました。「バックアップ取ってない」と冷汗が・・・
切り分けするぞ
とにかく外付けHDDを切り離し、どちらが悪いのか切り分けます。
この外付けHDDは内臓HDDを外付けとして使用する商品なので、分解は簡単♪ カバーネジ2本を外し、後はHDDの固定ネジ4本を外すだけの簡単な作業でHDD本体とご対面です。
基本情報
- HDD:日立GST製250GB 使用年数約10年 使用時間1800時間
- HDDケース センチュリーイッコイチBOX/シルバーモデル (CSG35U2SV)
使用工具:プラスドライバ No2 1本
さてHDDを外した後、HDDをPCへ接続しますが、このHDDは昔懐かしいIDE規格(PATA)なので、取り付け前の儀式が必要です。
ジャンパーピンでマスターとスレーブを認識させる必要があります。
最近のSATA規格だと、システムボード上の接続ポートでIDが降られるのでその辺を考えなくても済むのとは大違いです。
おまけにIDE(PATA)の線がDVDドライブの配下(スレーブ)側につけるしかないので、かなりキツキツで作業します。
一安心しました
接続後起動させると、無事「ウィィィーン」とスピンアップして認識、中のデータも見ることができました。
でも、念のため元通りに外付けケースに戻して接続してみるとやはり「ウィィィーン、ウィィィーン」と動いたり止まったりを繰り返します。
故障原因が外付けHDDケース側であることは確認できたのですが、それと同時にこの外付けケースとはお別れです。
おそらく電源アダプタの故障(起動に必要な電力が出ない)と思われますが、この製品のACアダプタはピン配列が特殊で、一般のアダプタでの代用は難しいです。
作業は終わったけど
久々に故障切り分けをしたのですが、今までのノウハウは中々忘れないなと感じました。
以前は仕事を通じて出来ていたやノウハウ、レベルアップが今は全く別の仕事なので、ノウハウがさび付かないようにレベルアップをしていかなければならないとも感じた出来事でした。
又、あまりにも古い装置を使っていると、メーカーから部品が出ない、規格や部品が変わって使えないなどが発生するので、今後は、使用期間や規格との兼ね合いを考えて機器更新も考えようと思いました。
(ただ、予算の問題もあるので、太っ腹に何でも交換とはいかないのが現状です。)
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